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【大学1,2年生へ】君たちはなぜ大学に行くのか

そろそろ、わかったと思う。大学とは、恐ろしくつまらない場だということを。学ぶ気の無い大学生、教える気の無い教授、学生の人生に寄り添わない事務室。

現実を直視しよう。皆さんはその「つまらない場」に学費と生活費合わせて年間100~200万円のお金を払っているということを。

ちなみに皆さん、大学の授業って、受けるだけなら無料で受けられるって知ってました?MOOCsってサイトでは、東大からハーバード、MITまで様々な大学の授業が無料で受けられる。スク―というサイトでは役立つ知識やスキルが得られる場もある。

皆さん、無料で受けられるものに、どうしてお金を払っているんですか?

A、「皆が大学に行っているから」
これは理由にならない。だから何だというのだ。説明してほしい

A、「就活で大卒は有利だから」
銀行とか公務員とかお堅いところに行きたいなら大卒である必要があるけど、それ以外の会社は別に大卒新卒じゃないと入れないということはない。

別に知識や経験や能力があれば「中途採用枠」でどんな会社にでも入れる。むしろそうした方が出世が早いことも多い。

A、「大学で学んだことが就活で有利だから」
お客様~!お客様の中に、「本ではなく大学の授業でしか学べなかったことが、就職活動に決定的に役立った」という経験を持たれている方はいらっしゃいますか~?

A、「友達がいるから」
1、その友達は本当の友達ですか? 2、あなたが今大学を辞めてもその人は友達でいてくれますか? 3、学外で友達つくるのと、学内で友達つくるの、何が違うんですか?

A、「自由な時間ができるから」
それ、別に自由な時間が必要なら、大学に行かなくてもいいですよね?

A、「課外活動ができるから」
それ、大学殆ど関係ないですよね。課外活動に籍がどうしても必要なら大学に入学して直後に休学してやればよい。

A、「図書館や筋トレ施設がある」
国立図書館やゴールドジムに行きましょう。

A、「教授の専門性や人脈がいつか使えるから」
いつ使うんですか?使いたいときに入学するんじゃだめですか?そもそも殆どの生徒は自分の専門をよくわかっていないし、教授の力を生かせていない。

教えてほしい。皆さんが大学に行く、明確かつ合理的な理由を。それが無い人は、この夏休み中に急いで見つけてほしい。そうじゃないと、秋学期からまた1日ごとにお金をドブに捨ててしまう日々が始まってしまうから。

皆さんはあと2年半か3年半か、大学生活の時間が残されている。そこで皆さんの目の前には選択肢は二つある。

自分が学びたくない事を学び続けるか。それとも自分のやりたいことを見つけ、充実した学びを得ていくか。

前者と後者、それぞれを選んだ人の間で、この数年でどれだけ差がついてしまうのだろうか。考えただけでも鳥肌が立ってしまう。

「この夏、やりたいことを見つける」
「自分が大学に行く、意味を見つける」

それが皆さんがこの夏休みにやる「最優先」の事項ではないだろうか?

僕がこの夏3回だけ開催するNarrative Career Schoolは、まさに「自分のやりたいこと」を見つける場だ。やりたいことさえ見つかれば、それに必要な学ぶべきこと学びたいことは自然と見つかる。大学の授業が毎回意味を感じられるようになる。

誤解の無いように言っておく。大学は、必要なのだ。本当は楽しい場なのだ。圧倒的な教授のリソースや大学の信用を使って、仲間を集め、やりたいことをやり、学びたい事を学べる。天国のような場所なのだ。

そしてその学びは、社会で必ず生きる。というか、学部での教養無しに実社会の複雑性を紐解き、専門性を身につけるのは難しい。

ただその教養は「自分の興味関心ややりたいことと紐づいて初めて意味を成す」ということを忘れてはならない。

皆にとっての大学を、本当に意味のある場にするために。このNarrative Career Schoolはこの日本において重要な役割を果たしていると信じている。

皆さんのご参加を、お待ちしています。詳細はこちら→http://bit.ly/2JItiOC

 

This article is produced by 喜多恒介(株式会社キタイエ・代表取締役)