哲学

経産省で一番偉い人と、僕らと同年代の官僚が、「日本がヤバい」と叫んでる

 とりあえずまあ、この資料を見てくださいな。今話題の、例のやつです。経産省の一番偉い人と若手官僚が話し合った内容がまとまっています。http://goo.gl/cXk7rp

 読んでもらったらわかると思うんですけど、めっちゃわかりやすい。わかりやすいんだけど、書いてあることがエグい。若者も、高齢者も、このままだとヤバい。そんなことが圧倒的な説得力を以て書かれている。

 これを読んで、危機感を感じない人はいるんでしょうか。明確に、「君たちこのままだと茹でガエルだよ」って言われてるんですよ。いつまで、煮立った鍋に入っているんですか、皆さんは。

 僕がこの資料で好きなページはP50で。これからの時代にどう生きていけばいいのかが端的にまとまっている。端的に言うと、「情報を選び判断し、社会と繋がり、自分の人生を自分で選び、不安を克服せよ。それこそが、不確実だけど明るい未来を生きる術である」と。

 まさに、そうなのだ。今の大学生は、それができているだろうか。「周りがいいと言っているところにインターンや就職に行く。」「周りが何もしないから自分も何もしない。」「安定していると言われている会社に行く。」9割方の大学生は、そんなかんじだ。

 どうか、目を覚ましてほしい。僕のおすすめする情報とか、本当は鵜呑みにしちゃだめだから。本当は、自分の足で探して、自分の頭で考えて判断しなきゃだめだから。それで騙されたり失敗したりすることもあるかもしれないけど、そうやって学ばないと、いつまでたっても受け身の人生のままだ。

 そこに気が付いて、自分の人生を自分の足で歩み始めた人を、僕は心から応援したい。もうわかっている人はわかっていると思うけど、官僚や国に任せていたら、これ以上、この社会の問題は解決しないから。国に代わって、僕らが課題を解決していかなきゃいけない。

 だって、他に誰がやるの?周りを見渡してみてほしい。やれそうな同級生がどれだけいるかい?もし足らなさそうだったら、君がやらなければ、僕らの社会は良くならないままになってしまうってことじゃない?ねえ、気づいているのに、いつまで無視したままなの?

 先人が創り上げた国の財産を食いつぶして生きていくのか、それとも次の世代のために新しい価値を創り出して生きていくのか。僕には、前者の生き方は苦しくてできない。折角の人生だから、胸を張って、「いいことしてるんだ」って思いながら生きていきたい。

 もう一度、自分の胸に手を当てながら、熱い官僚たちからのメッセージを受け取ってほしい。さあ、君はどうする。

官僚からの熱いメッセージはこちらhttp://goo.gl/cXk7rp

 

This article is produced by 喜多恒介(株式会社キタイエ・代表取締役)